LDNFIX 米連休や月末控え調整のドル売り 

2014年08月30日 00:06

ロンドンフィックスにかけてはドルが上値重く推移。週明けの米祝日や月末を控えて調整のドル売りが優勢となった。米7月個人所得や同個人消費支出は、市場予想に対してやや弱めの結果だったが反応は限定的。ドル円はともに市場予想を上回った米8月シカゴ購買部協会景気指数や、同ミシガン大学消費者信頼感指数の発表前に104.05円まで上振れて高値を更新したものの、伸び悩む米株価や長期金利の低下に押されて103.80円近辺まで失速した。ユーロドルは1.31ドル後半で下値が浅く、ポンドドルは1.6614ドルまで買われて前日高値に並んだ。ドル/加ドルは4-6月期および6月単月の国内総生産(GDP)が総じて予想を上回ったことも好感され、1.0811加ドルまで加ドル高・ドル安で推移。加ドル円も96.09円と、7月4日以来の高値水準を更新している。豪ドル/ドルは0.93ドル半ば、NZドル/ドルは0.83ドル後半で底堅く推移。
 
ユーロ円はドル円失速の影響を受けて137円を割り込む水準まで水準を切り下げた。一方でポンド円は対ドルの底堅さに支えられて172.58円まで上値を拡大させるなどまちまち。豪ドル円は97円前半、NZドル円は87円付近で小幅な振幅。
 
 
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