LDNFIX 米株高・債券安、ドル円は106円後半に

2014年10月18日 00:13

ロンドンフィックスにかけては、ややドル買いが優勢。この日発表された米10月ミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想に反して86.4まで上昇し、2007年7月以来の高い水準となった。また、米9月住宅着工件数は101.7万件と市場予想を上回った一方で、同住宅建設許可件数は101.8万件と市場予想を若干下回った。
 
おおむね良好な米経済指標に後押しされて、ややドル買いが優勢に。反発して寄り付いたダウ平均が上げ幅を200ドル超に拡大し、米長期債利回りも緩やかに上昇傾向を続けていることも好感し、ドル円は106.78円まで高値を更新した。欧州タイムに1.2838ドルまで上値を伸ばしたユーロドルは1.2754ドルまで下押し、ポンドドルは1.60ドル後半、豪ドル/ドルは0.87ドル半ば、NZドル/ドルは0.79ドル前半に水準を切り下げた。また、加ドル円は95.17円までレンジ上限を広げ、ユーロ円は136円前半、ポンド円は171円後半、豪ドル円は93円半ばで底堅い動きとなるなど、クロス円も小じっかり。
 
この日発表された加9月消費者物価指数は総合・コアとも市場予想に一致し、加ドルの反応は限定的。加ドルはやや買い戻しが優勢で、ドル/加ドルは1.1211加ドル、加ドル円は95.17円まで加ドル高が進んだ。
 
 
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