LDNFIX 米株堅調、ドル円は102円前半で底堅い

2014年05月13日 00:24

NYタイム序盤の為替市場では、米株式市場の底堅い動きを受け、リスク選好の円売りが優勢となった。ダウ平均は一時16695ドル(前日比+111)まで上昇し最高値を更新。日本の経常黒字縮小も海外勢に意識されたもよう。ロンドンフィックスへ向けたフローも後押しとなったようで、ドル円は102.17円まで上値を伸ばした。ユーロ円も140.63円、ポンド円が172.51円、スイスフラン円が115.14円まで上昇するなど、クロス円でも幅広く円売りが進んだ。資源国通貨も豪ドル円が一時95.72円、NZドル円が88.13円まで水準を上げ、加ドル円も93.87円まで上昇するなど底堅かった。
 一方で対ドルでは各通貨とも限られた値幅での動意にとどまった。ユーロドルは1.37ドル後半から半ば、ポンドドルは1.68ドル後半で上下。豪ドル/ドルは0.93ドル後半、NZドル/ドルは0.86ドル前半、ドル/加ドルは1.08加ドル後半で推移した。