LDNFIX 米株がプラスで寄り付くも、為替は小動き

2014年08月12日 00:03

NYタイム序盤の為替は小動き。米株式はプラス圏で寄り付いたものの、欧州株がすでに同様の動きを見せていた延長線上の推移で、新たに為替を大きく動意づかせる刺激にはならなかった。ウクライナ情勢など地政学的リスクに対する懸念の和らぎは一応の安心感を誘っているが、まだ同問題を巡る先行きは不透明。一辺倒にリスク選好を強めることもできない状態にある。
 
米10年債利回りが2.4%前半レンジで頭打ち気味のなか、ドル円は102円前半で方向感の乏しい動きを継続。ユーロドルは対ポンドでのユーロ軟化を背景に、1.3382ドルまでじり安、一方でポンドドルは一時1.6796ドルまでじり高となった。ただ、ともに強い方向感はない。ユーロ円は136.60円台で安値もみ合い、ポンド円は171.40円前後での推移が続いた。
 
オセアニア通貨もNY序盤の値幅は限定的だった。豪ドル/ドルは0.9261ドルまで小幅に低下も限られた動きで、豪ドル円は94.60円付近、NZドル/ドルは0.8460ドル台中心、NZドル円は86.40円付近でもみ合い。市場全般的に動意に欠けた。
 
 
 
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