LDNFIX 株安でわずかに円買い、ドル円は102.40円

2014年08月05日 00:27

ロンドンフィックスにかけてはわずかに円買いが優勢も動意は限定的。本日はトロント市場がシビックホリデーの休場で、米国でも主な経済指標の発表や注目のイベントも予定されておらず、手がかりになりそうな材料も乏しいことから、積極的な取引は手控えられた。先週4日続落と米株は反発スタートとなるも、ポルトガル大手銀行の経営不安や、アルゼンチンのデフォルト(債務不履行)に対する警戒は引き続き相場の重しとなり、ダウ平均はマイナス圏に沈むなど伸び悩んだ。米10年債利回りはやや低下気味で先週末米雇用統計後の安値水準を下回る2.471%付近に低下。
 
株安が嫌気されて、ドル円は102.40円までわずかに安値を更新するも、先週に米4-6月期GDPや米雇用統計をこなした一服感が広がっている中、小動きが続いている。クロス円は小動きながらやや重い動き。ユーロ円は137.42円、加ドル円は93.78円まで下値を拡大。また、ポンド円も172円半ばに押し戻されたほか、豪ドル円は95円半ば、NZドル円は87円前半での推移が継続。
 
対ドルでも動意は限定的。ユーロドルは1.34ドル前半、豪ドル/ドルは0.93ドル前半、NZドル/ドルは0.85ドル前半の狭いレンジ内で推移。また、市場予想を上回った英7月建設業PMIも支えに、ポンドは対ドルで緩やかな買い戻しが継続し、ポンドドルは1.6844ドルまで上値を伸ばした。
 
 
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