LDNFIX 弱いISMでドル安、ドル円は117円前半

2015年02月03日 01:05
 

 

NY序盤は弱い米1月ISM製造業景況指数(結果53.5、予想54.5、前月55.1)の発表後、米長期金利の低下や米株下落をともないドル売りが進んだ。ドル円は117.50円付近から117.20円付近まで売られた。一方でユーロドルは1.1330ドル台から一時1.1363ドルまで上昇。ユーロ円は、ユーロドルの上昇に連れて一瞬133.30円付近へ上振れたものの、その後は133円付近へ押し戻された。同時に発表となった米12月建設支出は前月比+0.4%(予想+0.7%、前月分は-0.3%から-0.2%に修正)だった。両指標より前に発表された指標への市場の反応は限定的だった。
 
米ISMを受け、他通貨も対ドルで底堅く推移した。ポンドドルは一時1.5080ドル、豪ドル/ドルは0.7830ドル、NZドル/ドルは0.7324ドルまで上昇。一方でクロス円はドル円での円買いの影響で上値が抑えられ気味となり、NZドル円は85.86円まで小幅に高値を更新したものの、ポンド円は176円半ば、豪ドル円は91円後半とさえない動きだった。