LDNFIX 弱い耐久財受注でドル売り、ドル円は117円前

2015年01月28日 01:23

ロンドンフィックスにかけてはドル売りが優勢。米12月耐久財受注が前月比でプラス予想を大きく下回る-3.4%となり、前月も-2.1%に下方修正されたのが嫌気された。その後に発表された米12月新築住宅販売件数や1月消費者信頼感指数は市場予想を上回ったが、ドル売りの流れは継続。ユーロドルは1.14ドル大台を回復し、1.1423ドルまでレンジ上限を拡大し、ポンドドルは1.5224ドル、豪ドル/ドルは0.7975ドル、NZドル/ドルは0.7478ドルまで上値を伸ばした。また、ドル/加ドルは1.2380加ドルまでドル売り・加ドルの買い戻しが進んだ。
 
ドル円は117.34円まで弱含んだ。米10年債利回りが1.75%割れ水準まで低下し、ダウ平均が前日比350ドル超安水準まで下げ幅を拡大した動きも嫌気された。クロス円はドル円の下落が重しとなるも、主要通貨の対ドルでの上昇に支えられて下押しは限定的。豪ドル円は93.19円、NZドル円は87.33円までやや下値を広げたほか、ポンド円は178円半ば、加ドル円は94円後半で小じっかり。一方、ユーロ円は134.06円まで高値を更新した。