LDNFIX 動意限定、ユーロはじり安

2014年12月27日 01:34

ロンドンフィックスにかけては動意薄。米市場がクリスマス休暇明けで、欧州主要金融市場が引き続き休場となっている中、市場参加者が少なく、為替市場は方向感が出ず小幅上下にとどまった。ドル円は120.47円までわずかに上値を伸ばすなど底堅い動きも、値動きは乏しい。24日に3日連続で史上最高値を更新したダウ平均がプラス圏で堅調な動きとなったのもドル円の下支えとなった。
 
小動きの中、ユーロの軟調がやや目立った。ユーロポンドでもユーロ売り・ポンド買いが優勢となり、ユーロドルは1.2168ドルまで下値を広げ、23日につけた年初来安値1.2165ドルに接近した。ユーロ円も146.52円までじり安。一方、ポンドドルは1.55ドル半ばで小幅上下にとどまり、ポンド円は187.46円まで上値を伸ばした。
 
資源国通貨は小じっかり。原油価格の反発も好感され、ドル/加ドルは1.1604加ドルまでわずかに加ドルの買い戻しが進み、NZドル/ドルは0.7762ドルまで小幅高となったほか、豪ドル/ドルは0.81ドル前半で推移。対円では、豪ドル円が97.89円、NZドル円が93.44円、加ドル円が103.78円までわずかながら上値を伸ばした。