LDNFIX リスク回避の株安・債券高・円高

2014年04月26日 00:47

ロンドンフィックスにかけては、小動きながらリスク回避ムードが継続し、株安・債券高・円高。ケリー米国務長官は前日、露がウクライナ緊張緩和の合意を実践する期限は迫っていると警告し、ウクライナ緊迫化への懸念は高まっている。ダウ平均は前日比150  ドル安水準まで下げ幅を拡大し、米10年債利回りは2.650%付近まで低下基調を強めた。為替相場ではリスク回避の円買いが強まり、ドル円は17日以来の102円大台割れで101.96円まで下押した。クロス円も、ユーロ円は141.03円、ポンド円は171.39円、豪ドル円は94.52円、NZドル円は87.44円までレンジ下限を広げた。ただ、積極的な取引は手控えられて様子見ムードが強いなか、値幅は限られている。この日発表された米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値は市場予想や速報値を上回る84.1となったが、ドル相場の反応は限定的。
 ドルストレートは方向感に欠ける小動き。リスク回避の円買いが優勢となるなか、ユーロドルは1.38ドル前半、ポンドドルは1.68ドル前半、豪ドル/ドルは0.92ドル後半、NZドル/ドルは0.85ドル後半の狭いレンジ内で上下。