LDNFIX ドル円安値更新 動意は限定的

2014年07月29日 00:33

ロンドンフィックスにかけてのドル円は小幅安。101.75円まで本日安値をわずかに更新した。発表された6月中古住宅販売仮契約指数が前月比-1.1%と、市場予想+0.5%に反してマイナスとなったことで、住宅市場のもち直しの流れが一服しつつあるのではとの観測が重しとなった。ただ、明日以降の米経済イベントを見極めたいとの思いも強く、積極的な取引は控えられ、日通しの値幅は16pと極端に狭かった。
 
それ以外の指標では、米7月マークイット総合PMI・速報値は60.9と、前回61.0から横ばいだったほか、米7月ダラス連銀製造業活動指数は+12.7と予想+12.8並みだった。
 
それ以外では、ロンドンタイム午前からの流れが尾を引き、ポンドや豪ドルが高値を更新したことが目をひいた。ポンドドルは1.7001ドル、ポンド円は173.09円、豪ドル/ドルは0.9413ドル、豪ドル円は95.83円までそれぞれ高値を塗り替えた。とはいえ、手掛かりとなりそうな材料は見当たらず、あくまでも買い戻しの域を出なかった。
 
その他の通貨では、ユーロドルは1.3435ドル前後、ユーロ円は136.80円前後で様子見ムードの強い展開が続いた。
 
 
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