LDNFIX ドル円は120円台、住宅データに反応薄

2014年12月23日 01:09

ロンドンフィックスにかけてドル円は小じっかりも、値幅は限定的。この日発表された米11月中古住宅販売件数は市場予想の520万件に対し、493万件とさえない結果となった。3カ月ぶりの減少で、5月以来の低水準となったものの、市場の反応は鈍い。先週、米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し買い安心感が広がっている米株は続伸。堅調な米株の動きも下支えに、ドル円は12月9日以来となる120円大台を回復し、120.02円まで高値を更新した。
 
クロス円も底堅い動きで、その一角は足元の高値を更新。ユーロ円は147.12円、スイスフラン円は122.24円まで上値を伸ばしたほか、ポンド円は187前半、豪ドル円は97円半ば、NZドル円は92円後半でしっかり。主要通貨は対ドルで動意薄。クリスマス休暇に入り、市場参加者が少なくなっている中、ユーロドルは1.22ドル半ば、ポンドドルは1.56ドル前半、豪ドル/ドルは0.81ドル半ば、NZドル/ドルは0.77ドル半ばでもみ合い。
 
加ドルはやや上値の重い動き。原油先物が反落したことも加ドルの重しとなり、ドル/加ドルは1.1641加ドルまでドル高・加ドル安が進み、加ドル円は103円付近で伸び悩んだ。