LDNFIX ドル円は104円前後 米指標への反応限定的
2014年08月26日 00:16
ロンドンフィックスにかけてのドル円は、オセアニアタイムにつけた高値104.49円からの調整地合いも一巡。103.86円を安値に104円付近へ水準を戻してもみ合った。この日発表された米経済指標では、もっとも注目度の高かった米7月新築住宅販売件数が41.2万件と、市場予想の42.9万件に届かなかった。また、マークイットが発表した8月のサービス業PMI・速報値は市場予想こそ上回ったが2カ月連続で低下した。ただ米景気回復期待は根強く、大幅に上昇した米株式市場の動向も支えにネガティブな反応は限定的。米長期金利も2.4%前後へ低下幅を縮小させて推移した。
ユーロドルは1.32ドル前後、ポンドドルは1.65ドル後半で底堅く推移。一方で欧米の株高にも関わらず、豪ドル/ドルは0.93ドル前後、NZドル/ドルは0.83ドル半ばで上値が重かった。ユーロ円は137円前半、ポンド円は172円半ばで下げ止まったが、豪ドル円は96.63円、NZドル円は86.76円、加ドル円は94.72円まで下値を拡大させている。