LDNFIX ドル円は下落、クロス円も上値重い

2014年11月21日 02:23

NY序盤は、ドル円の下落が先行した一方、他通貨は対ドルで強含んだ。クロス円はドル円とともに水準を下げ、上値が重かった。
 
ドル円は、米長期金利の下振れにともない、一時117.74円まで下落した。金利水準が回復するなかにおいても戻りは鈍かったが、じりじりと118円台を回復。米10年債利回りは2.3%近辺まで低下後、2.34%付近まで戻した。
 
ユーロドルは1.25ドル台で上下。米中古住宅販売件数が1年ぶりの高水準となるとドル買いが先行し、ユーロドルは1.2510ドル付近まで下振れた。しかし米長期金利の低下にともないドル売りが優勢となると、1.2570ドル付近へ反発。ただ、同水準では伸び悩み、再び1.25ドル前半へ押し戻されている。豪ドル/ドルは0.86ドル前半、NZドル/ドルは0.78ドル半ばを中心に推移した。
 
クロス円はやや円買いに傾き、ユーロ円は148円付近で推移。豪ドル円は101円半ばへ下振れ後に101円後半、NZドル円は92円後半での動き。
 
ポンドドルは、ロンドンタイムの良好な英10月小売売上を好感した地合いを継続し、NYタイムも1.5737ドルまで上昇。買い一巡後は、1.56ドル後半まで上昇幅を縮小した。ポンド円は、ドル円の下落に影響され185円半ばでもみ合った。