LDNFIX ドル円はしっかり、オセアニアは軟調

2014年04月18日 00:44

ロンドンフィックスにかけてはドル高。本日発表された米新規失業保険申請件数や同4月フィラデルフィア連銀製造業指数が好調だったことが手掛かりとなった。
 米新規失業保険申請件数は30.4万件と、前週の30.2件からは小幅に悪化した。しかし、より労働市場のすう勢を反映した数字とされる4週平均は、31.2万件と2007年10月以来の低水準となり、米労働市場の改善が進んでいることが示された。また、米4月フィラデルフィア連銀製造業指数も+16.6と、昨年9月以来の高水準をつけた。
 ドル円は102円付近で底堅い推移を続けると、好調な米指標結果を受けた長期金利の上昇に引っ張られて102.29円の本日高値をつけた。一方で、ユーロドルはじり安。ロンドンタイム序盤につけた1.3865ドルを頭に1.3830ドル前後まで水準を下げた。ユーロ円も、ユーロドルに連動して上値の重い展開。NYタイム入りにかけてつけた141.61円を高値に141.40円付近まで上値を切り下げた。
 オセアニア通貨もさえない。中国の景気刺激策をめぐる報道が尾を引く中、豪ドル/ドルは0.9338ドル、NZドル/ドルは0.8580ドル、NZドル円は87.69円までそれぞれ下げ幅を拡大した。豪ドル円も95円半ばで上値が重かった。そのほかでは、加ドルがしっかり。インフレ指標が予想を上回ったことで、買い戻しが強まった。ドル/加ドルは1.0984加ドル、加ドル円は93.08円まで加ドル高が進んだ。加3月消費者物価指数は前年比+1.5%と、市場予想+1.4%より強い結果となった。
 
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