LDNFIX ドル円 米長期金利を反映し102円前半で上下

2014年08月13日 00:14

NYタイム序盤、ドル円は102.09円まで本日のレンジ下限を広げるも、その後は一時102.20円台へ戻すなど、102円前半で小幅に上下した。米10年債利回りが2.43%付近で頭打ちとなり、ロンドン入りにかけてつけた2.42%付近を下回ると一時2.413%まで下振れ。この動きと並行し、ドル円もロンドン入りにかけて下げ渋った102.25円前後を下抜けて売りを加速させ下落幅を広げた。しかしダウ平均が下振れて寄り付き後に前日終値付近へ戻す中、米10年債利回りは2.43%台へ上昇。ドル円も水準を回復している。102円前半に多数観測された本日NYカットのオプション絡みの売買やロンドンフィックスへ向けたフローも、同レンジでの上下の振れの一因となった可能性がある。
 
ポンドドルが上値を探る動きも目立った。ロンドンタイム入り後の対ユーロでのポンド買いに加え、NY入りにかけては米長期金利の下振れによるドル弱含みをきっかけに、昨日高値1.6796ドルの上抜け。1.6800ドル超えのストップロスの買いを狙う動きとなった。売りオーダーも厚みを増してきた同節目は一気にこなしきれなかったものの、高値でもみ合う中、1.6810ドルまで上値を伸ばした。ポンド円はドル円の下押しとともに一時は本日のレンジ下限171.39円に迫った。だが、ポンドドル上伸に支えらえれ、ロンドンタイムにつけた高値171.74円をやや上回えい、171.75円の高値をつけた。ユーロドルは1.33ドル半ばで上下、ユーロ円は136.37円まで下押し後に安値水準でもみ合い。ロンドンタイムに発表された弱い独・ユーロZEW景気期待指数が重しとなっている。
 
 豪ドル/ドルは米長期金利の低下局面で、ドル弱含みを支えに0.9274ドルまでじり高、豪ドル円は円買いの強まりが重しとなり94円後半でもみ合い。ロンドン入りまで売りが先行していたNZドル/ドルは0.8440ドル付近、NZドル円も86.30円付近まで小幅に反発した。
 
 
 
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