LDNFIX ドル全面高、月末・四半期末の需要も

2014年09月27日 00:26

ロンドンフィックスにかけてはドルが全面高。月末・四半期末のドル買い需要があったようだ。フィックス通過後は動意がおさまっている。
 
ユーロドルは年初来安値を更新し、1.2679ドルまで下げている。ポンドドルは1.6238ドル、ドル/加ドルは1.1154加ドル、NZドル/ドルは0.7869ドルまでドルが上昇。米4-6月期GDP・確報値は市場予想並の伸びだったが、改定値から上方修正されており、あらためて米経済の堅調さが示された。タカ派の米金融当局の主張を支持する。欧州の景気は下振れし、英経済への波及は免れない可能性が高いことも、対ドルでの欧州通貨売りを後押し。NZドルはNZ当局の通貨高けん制が依然として重しになっている。
 
ドル円は109.31円まで上げ幅を広げたが、資源国通貨や欧州通貨が対ドルで軟化したためクロス円が重く、ドル円の上値は抑えられている。ユーロ円は138円半ば、ポンド円は177円半ばで重い。加ドル円は98.29円の高値から98円ちょうど前後へと押し戻された。
 
 
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