LDNFIX クリスマスイブで薄商い、ドル円120円半ば

2014年12月25日 01:27

ロンドンフィックスにかけてはもみ合い。本日はクリスマスイブで、市場参加者が極端に少なく薄商い。米新規失業保険申請件数は市場予想の29.0万件に対し、28.0万件に減少し、雇用改善の傾向が続いていることが示されたが、市場の反応は限定的。関連市場では、昨日の強い米GDPを背景とした地合いが継続し、ダウ平均は小幅続伸し、1万8000ドル台を維持して推移しているほか、米10年債利回りは2.295%まで上昇した。
 
ドル円は株高・債券安への反応は示さず120円半ばで膠着。安倍首相は、強い経済を取り戻さなければならないとし、今週中に経済対策をまとめる考えを示した。ユーロドルは1.2220ドルまで買い戻しが進んだが、上値の重い地合いは変わらず1.21ドル後半に押し戻された。また、ポンドドルは1.55ドル半ば、豪ドル/ドルは0.81ドル前半、NZドル/ドルは0.77ドル前半で小幅上下。クロス円も動意薄。ユーロ円は146円後半、ポンド円は187円前半、豪ドル円は97円後半、NZドル円は93円前後でもみ合い。
 
加ドルはやや重い動き。NY原油先物が55ドル半ばまで軟調な動きとなり、産油国通貨の加ドルを圧迫。ドル/加ドルは1.1641加ドルまで加ドル安が進み、加ドル円は103.44円まで弱含んだ。