LDNFIX ウクライナで旅客機墜落、緊迫感から円買いに

2014年07月18日 01:26

為替市場はリスク回避モードに。アムステルダム発・クアラルンプール行きのマレーシア航空機がウクライナの反政府勢力によって撃墜されたと発表された。ウクライナ内務相が公表している。ウクライナ東部とロシアの国境付近に墜落し、乗客280人、乗員15人の全てが死亡したもよう。欧米側が対露制裁を強化したタイミングだけに、緊迫感が一気に増した。
 
米株式市場には売りが入り、円や米債が買われている。米長期債利回りは2.476%まで一段と低下し、本日の低水準を更新。ドル円は101.26円、ユーロ円は136.98円、ポンド円は173.16円、加ドル円は94.10円、豪ドル円は94.88円、NZドル円は87.96円まで下げた。ユーロ円は2月以来の安値を更新。
 
ユーロドルは1.3516ドルまで下落し、2012年以降の上昇トレンドラインや1.3500ドルの節目を見据えた展開が継続。利益確定の売りからポンドドルは1.7086ドルまで軟化。ただ、リスク回避のドル高パターンには至っていない。
 
ドル/加ドルは1.0761加ドルまでドル高・加ドル安推移。豪ドル/ドルは0.9391ドルまで上昇後、伸び悩んでいる。
 
NZドル/ドルは0.86ドル後半でやや重い。乳製品価格の下落基調や、NZの消費者物価指数(CPI)が弱かったことで来週のRBNZ政策金利発表に対する思惑が膨らみつつある。ただ、CPIはRBNZの想定内で、6月のRBNZ見通しで第2四半期のCPIは、前期比+0.3%、前年比+1.7%となっている。
 
 
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