LDNFIX 調整主体のドル高、手掛かりは少ない

2013年07月30日 00:54

ロンドンフィックスにかけてはドルがじり高で推移した。関連市場における、米長期金利の上昇がドル買いを誘った格好。米10年債利回りは先週末のレンジ上限を上抜け、一時2.589%まで上昇した。今週は、明日から米連邦公開市場委員会(FOMC)、週末には米7月雇用統計が予定されている。英欧の金融政策イベントも控えており、この日は手掛かりに乏しいなかで調整主体の動きが優勢だった。NY勢の参入する時間帯にかけて、ドルは欧州通貨に対して買い戻しを強め、次いで米株安も背景に資源国通貨に対して上昇した。ユーロドルは1.3239ドル、ポンドドルは1.5329ドルまで売られて、それぞれ先週末安値を下抜け。豪ドル/ドルは0.9192ドル、NZドル/ドルは0.8012ドルまで下値を広げた。この日発表された米経済データでは、米6月中古住宅販売保留件数指数が予想ほどの落ち込みではなかった一方、米7月ダラス連銀製造業活動指数はやや弱い内容となった。ただ、市場へのインパクトはそれぞれ限定的にとどまった。ドル円は米長期金利の上昇とドル高地合いのなかで98円台を回復させた。欧州入り以降、上値を抑えていた大台前後の抵抗を突破。ただ、米金利の上昇と比較して、ドル円の上げ幅は控えめ。クロス円が対ドルの動きに連れたことや、先週末からの円高の余波が残っており、押し目買いに消極的だったことが戻りを鈍らせた。ユーロ円は129.68円、ポンド円は150.23円、豪ドル円は90.14円、NZドル円は78.58円まで日通しの安値を更新した。