LDNFIX 米財政協議の進展待ちで模様眺め

2013年10月11日 23:44

 ロンドンフィックスにかけての為替市場は小動き。米財政協議の進展期待はあるが、本日は今のところこれといった手がかりもなく、全般的に動意が乏しい。ロンドン午前からユーロ買い・ポンド売りが続くなか、ポンドドルが1.5935ドルまで弱含んでいる以外に目につく動きはない。明日から東京・NY市場が三連休となることも動意を削いでいる。なお、ロンドンフィックス通過後、共和党とオバマ米大統領の会談が行われる予定となっている。
 ドル円は98円前半で推移し、東京タイムからのレンジ内で上下。発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想並で手がかりとなっていない。米長期債利回りの低下もドル売り材料視されていないようだ。ユーロドルはロンドン午前につけた1.3582ドルの高値からやや押し戻され、1.35ドル半ばでやや重い。豪ドル/ドルは0.94ドル後半を中心に方向感は限定。NZドル/ドルは引き続き堅調ながら、0.83ドル前半で調整している。
 クロス円ではユーロ円が133円前半、ポンド円が156円後半、豪ドル円が93円ちょうど前後で推移。ポンド売りからポンド円が伸び悩んでいるが、円相場主体の展開は見られない。