LDNFIX ドル円下落、7週間ぶりに95円台示す

2013年08月09日 00:43

 ロンドンフィックスにかけてはドル安。決め手となるような材料は見当たらなかったが、米国の量的緩和の縮小時期をめぐり不透明な相場環境が続くなかで、足元の欧州経済に対する期待が広がっている流れが本日も継続。欧州通貨は対ドルで上伸した。一方で、円も続伸。これまでのドル高に対する調整が進むなかで、本邦勢の本格的な夏季休暇入りを前にしたレパトリへの思惑が円を下支えした。また、大証日経平均先物が夜間取引でさえない展開となったことも、円買いを後押し。円は、対ドルで6月19日以来の高値をつけた。また、この日発表された経済指標では、米新規失業保険申請件数が33.3万人と、ほぼ市場予想33.5万人通りの結果となった。より労働市場のすう勢を示す4週移動平均は、2007年11月以来の低水準にとどまり、全体的には米経済にとって前向きな材料となったが、市場への影響は限定的だった。
 ユーロドルは、ドル売りが強まるなかで上方向への勢いを強めると、1.3395ドルまで上昇幅を拡大。ポンドドルも、目先のレジスタンスとして意識された200日移動平均線を越えて、1.5575ドルまで上伸した。そのほかでは、豪ドル/ドルが0.9125ドル、NZドル/ドルが0.8045ドル、ドル/加ドルが1.0354加ドルまでドル安・他通貨高が進んだ。一方で、ドル円は下げ幅を拡大。大証日経平均先物が、夜間取引で日中終値から200円近く下落したことも手伝って、95.81円と約7週間ぶりの安値をつけた。
 また、クロス円もさえない展開。他通貨がドルに対して強含んだことから下げ幅は限られたものの、軟調なドル円の動向に上値は抑制された。ユーロ円は128円半ば、ポンド円は149円前半、豪ドル円は87円半ばで、上方向に重さを感じながらの展開となった。