LDNFIX オセアニア通貨安・円高の動き

2013年07月12日 00:58

 ロンドンフィックスにかけては、特段の材料は見当たらなかったが、オセアニア通貨の軟調さが目立つ展開となった。また、オセアニア通貨の対円での大幅下落がドル円・クロス円に波及し、円買いも優勢となった。NYタイムに発表された米新規失業保険申請件数は市場予想の34.0万件を上回る36.0万件の悪い内容となったほか、米6月輸入物価指数も予想を下回る-0.2%となった。バーナンキFRB議長の発言をきっかけにドル売りが大幅に進んでいたことから、発表後のドル売りの動きは限られた。関連市場では、米量的緩和の早期縮小観測の後退が好感され、米株は大幅上昇となった一方で、米長期債利回りは軟調推移が続いた。
 オセアニア通貨は軟調。東京タイムにドル売りの流れを受けて豪ドル/ドルは0.9307ドルまで上昇したが、0.9119ドルまで反落した。豪ドル円も90.10円まで大幅下落し、節目の90円大台に近付いた。豪州は先行き利下げ観測が根強く、中国経済の成長鈍化懸念が続いているなかで、豪州債ファンドの資金流出も止まらず、豪ドルの下押し圧力は続きそうだ。また、NZドル/ドルは0.7765ドル、NZドル円は76.69円までレンジ下限を広げた。
 欧州通貨は対ドルではしっかりも、対円では軟調。ドル売りの巻き戻しも一巡し、ユーロドルは1.30ドル半ば、ポンドドルは1.51ドル前半、ドル/スイスフラン(CHF)は0.95CHF付近でしっかり。一方、対円では、オセアニア通貨の対円での大幅下落が波及し、ユーロ円は128.65円、CHF円は103.76円まで安値更新したほか、ポンド円は149円前半で上値の重い展開となった。
 また、ドル円はオセアニア通貨の対円での下落につられ、再び99円大台を割り込むと、98.60円付近まで押し戻された。その後も上値は重く、98円後半で軟調推移が続いた。