ECBストレステスト、観測記事通り25行が不合格
2014年10月27日 03:12
26日発表の欧州中央銀行（ECB）による健全性審査（ストレステスト）の結果は、24日に事前報道で伝えられていた通り、25行が資本不足（2013年末時点の査定）とされ、不合格となった。その後、12行はすでに資本増強を行っている。
最も不合格が多かったのはイタリアの10行（欧州銀行機構・EBAの査定対象外の銀行子会社1機関を含む）で、そのうちのモンティ・パスキは21億ユーロと、最大の資本不足だった。その後、モンティ・パスキは資本の増強を進めているという。
その他、各国の不合格数
ギリシャ、キプロス 各3行
ベルギー、スロベニア 各2行
仏、独、オーストリア、アイルランド、ポルトガル 各1行
