LDNFIX ドル買いに巻き戻しも円売りがドル円を下支え

2014年09月19日 00:18

NYタイム序盤は、昨日のドル上昇に対する反動が進み、ユーロドルは1.2929ドルまで水準を回復。ポンドドルはスコットランド独立に関する投票の行方をにらみつつ、4日以来の1.64ドル台を回復。1.6409ドルまで上値を伸ばした。
 
資源国通貨も、豪ドル/ドルが3月以来の安値0.8927ドルから0.8997ドルまで上昇。NZドル/ドルは0.8157ドルまで上昇した。ドル/加ドルは1.0929加ドルと、昨日の加ドル下落がほぼ帳消しになった。
 
ダウ平均や大阪225先物が上昇するなか、リスク選好を意識した円売りもクロス円を中心に進行。ユーロ円は一時140.43円、ポンド円は178.37円、スイスフラン(CHF)円は116.36円まで上昇。資源国通貨も、豪ドル円が97.72円、NZドル円が88.59円、加ドル円は99.41円まで水準を上げた。
 
ドル買いへの巻き戻しが進んだが、ドル円はクロス円の上昇が一定の支えとなった。NY入り前に108.97円まで上振れてから伸び悩んだ。2008年9月以来の109円回復を目前にじりじり水準を下げたものの、市場全般的な為替の円安推移が、対円でのドル下落の緩衝材となった。大阪225先物が時間外取引で一時16150円と、18日の日中取引終値16000円から上昇したことなどがリスク選好の円売りにつながり、クロス円そしてドル円を下支えした。
 
 
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