NY為替概況 ユーロ安・ポンド高、ドル円は102円半ば

2014年08月05日 06:23

NYタイムではユーロ安・ポンド高。ロンドンタイムの市場予想を上回った英7月建設業PMIを背景としたポンドの買い戻しが継続し、ポンドドルは1.6864ドル、ポンド円は173.00円までじり高。一方のユーロは対ポンドでの売りが重しとなり、ユーロドルは1.3410ドル、ユーロ円は137.42円まで弱含んだ。
 
ドル円は102円半ばで小動き。反発してスタートしたダウ平均がマイナス圏に沈んだことが嫌気されてドル円は102.41円まで下押したが、ダウ平均がプラス圏を回復したこともあり、下押しも限られた。先週に米4-6月期GDPや米雇用統計をこなした一服感が広がっている中、小動きが続いた。オセアニア通貨は底堅い動き。NZ財務省により4-6月期の成長率が鈍化するとの見通しが示されたことを背景に売りが先行したNZドルはNYタイムに入ると、買い戻しが優勢となり、NZドル/ドルは0.8528ドルまで持ち直し、NZドル円も87円前半でしっかり。また、豪ドル/ドルは0.9336ドル、豪ドル円は95.76円までわずかに上値を伸ばした。
 
ただ、NYタイムでは主な経済指標の発表や注目のイベントが予定されておらず、今週にオーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表を控えていることもなり、為替相場全体の値動きは限られた。
 
 
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