NY為替概況 ドル円は1週間ぶり高値、底堅い米株を好感

2014年08月14日 07:01

NYタイム、ドル円は1週間ぶり高値102.55円まで上伸。ダウ平均など米株が堅調、大阪225先物も時間外取引で底堅く推移するなか、リスク選好地合いが強まり始めたことを好感し円売りが優勢となった。弱い米7月小売売上高(前月比±0.0%、予想・前月+0.2%)を受けた米長期金利の急低下を受け、ドル一時は102.20円台へ反落した。もっとも、下向きの強い方向感も出ず、同水準で下げ渋り、結局は本日のレンジ上限を広げた。米金利は2.41%台まで低下幅を広げたが、その動きより、ダウ平均が前日比100ドルを超える上昇となるなど米株が堅調で、大阪225先物も時間外取引で上昇したことから、リスク回避姿勢の後退による円売りが優勢となったようだ。
 
ユーロドルは1.33ドル後半で伸び悩んだ。NYタイムに入り、弱い米小売売上を受け米金利低下・ドル売りが進むと、1.3416ドルのユーロ高・ドル安水準をつけた。ユーロ円も137.18円まで上昇。しかし、その後に米株が堅調に寄り付き、ドル円がリスク回避姿勢の後退による円売りで反発。ユーロドルは伸び悩み1.3360ドル台まで水準を下げ、ユーロ円も137円付近と上値が重くなった。
 ポンドドルは、英賃金の伸び鈍化や見通し下方修正を受けたポンド売りに加え、ユーロが一時ロンドンタイムのレンジから上振れたことによるユーロ買い・ポンド売り、株高を受けたリスク選好の円売りから対円でドルが持ち直したことによるドル買い・ポンド売りも重なり、4月半ば以来の安値1.6686ドルまで下落幅を広げた。ポンド円も8日につけた直近安値170.71円に迫る、170.86円まで下落した。盛り上がっていた今年10-12月期の利上げ期待感が後退している。ドル/スイスフラン(CHF)は他の欧州通貨の動向をにらみつつ0.90CHF半ばから後半で上下、CHF円は113.09円まで上値を伸ばした。
 
オセアニア通貨は全般的に買い先行も、その後はまちまち。NY序盤の弱い米小売りを受けたドル売り場面では、豪ドル/ドルは0.9320ドル、NZドル/ドルは0.8479ドルまで買われた。ただ、その後は伸び悩んだ。豪ドル円は豪ドル/ドルが伸び悩んでも、米株の底堅さを背景としたリスク選好の円売りの強まりを支えに95.41円まで上値を伸ばした。NZドル円も86.74円まで上昇し、高値もみ合い。ドル/加ドルは一時1.0907加ドル、加ドル円は円売りもあって93.88円の高値をつけるなど、加ドルは底堅かった。
 
 
XEMarkets 口座開設