NY為替概況 ドル円はしっかり、104.36円まで上昇

2014年09月02日 07:03

NYタイムのドル円はしっかり。米国の早期利上げ期待を背景に、ドルが主要通貨に対してもち直したことが手掛かりとなった。ただ、米国がレーバーデーの祝日で市場参加者が少なかったことから、値幅は極端に狭かった。関連市場では、欧州の主要株価指数は先週末終値付近で小動きが続いた。
 
ドル円は、一時104.36円まで上昇して、先月高値104.49円に接近した。104.40円に観測される厚めの売りオーダーや、オプションバリアが設定されている水準104.50円に徐々に迫っている。
 
一方で、他通貨は対ドルで伸び悩む格好に。ユーロドルは買い戻しの流れが一巡して、ロンドンタイム序盤につけた本日高値1.3146ドルを頭に1.3120ドル付近へ小幅低下。また、ポンドドルや豪ドル/ドルも、ユーロドルと同様に高値から小幅に押し戻された。豪ドル/ドルに関しては、2日の豪準備銀行(RBA)理事会を控えたポジション調整的な売りもあったもよう。またドル/スイスフラン(CHF)は、0.9198CHFまでCHF安が進む場面があった。
 
クロス円は買い先行後に頭打ち。ドル円に引っ張られて、ユーロ円は137.04円、ポンド円は173.42円、スイスフラン円は113.56円、加ドル円は96.04円、NZドル円は87.48円、豪ドル円は97.45円までそれぞれ上伸した。しかし、他通貨が対ドルで上値が重くなったことで、クロス円も高値からそれぞれ離れた。
 
 
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