NY株式概況 続落 力強い米雇用統計もウクライナ情勢緊迫化が嫌気

2014年05月03日 06:00

NY株式2日(NY時間16:22)
ダウ平均   16512.89(-45.98 -0.28%)
S&P500    1881.14(-2.54 -0.13%)
ナスダック   4123.90(-3.55 -0.09%)
CME日経平均先物 14400(大証終比:-80 -0.56%)
 
きょうのNY株式市場、ダウ平均は続落。この日発表になった米雇用統計は予想を上回り、力強い内容となったもののウクライナ情勢が再び緊迫化してきていることが嫌気されている。最高値を更新する中、利益確定売りが優勢になった格好。
 
米雇用統計はかなりの回復を見せたものの、これでFRBによる早期利上げ期待が高まる動きまでは出ていない。
 
ダウ採用銘柄ではメルクやファイザー、ジョンソン&ジョンソンといった薬品株が軟調。一方、ボーイング、ディズニー、エクソンモービルが下落している。
 
SNSのリンクドインが大幅安。決算を発表しており、2014年の業績見通しが予想を下回った。
 
ナスダックも反落。フェイスブック、グーグルが軟調。ウィンリゾーツなどカジノ株が揃って上昇。4月のマカオ全体でのカジノの収益が予想外に二桁の伸びを示したことが好感されている。中国からの観光客からの支出が増加したという。
 
バイオ医薬品のエンドサイトが急落。メルクと伴に開発中の卵巣がん治療薬の治験が最終フェーズで失敗に終わったことが嫌気されている。
 
リンクドイン 147.73(-13.49 -8.37%)
ウィンリゾーツ 221.68(+15.05 +7.28%)
エンドサイト 6.62(-10.76 -61.91%)
 
アップル 592.58(+1.10 +0.19%)
グーグル 527.93(-3.42 -0.64%)
フェイスブック 60.46(-0.69 -1.13%)
ツイッター 39.02(-0.07 -0.18%)
テスラ 210.91(+3.18 +1.53%)
 
ダウ採用銘柄
J&J       99.31(-1.22 -1.21%)
P&G       81.92(-0.42 -0.51%)
デュポン     66.85(+0.09 +0.13%)
ボーイング    129.94(+1.48 +1.15%) 
キャタピラー   105.01(-0.06 -0.06%) 
ユナイテッド   116.52(-0.28 -0.24%) 
ビザ     204.42(-1.67 -0.81%) 
ナイキ        72.99(+0.07 +0.10%) 
GE        26.68(-0.09 -0.34%) 
3M        140.12(-0.69 -0.49%) 
エクソンモビル  102.01(+0.60 +0.59%) 
シェブロン    124.72(-0.22 -0.18%) 
コカコーラ    40.95(+0.17 +0.42%) 
ディズニー    80.31(+0.75 +0.94%) 
マクドナルド   101.43(+0.47 +0.47%) 
ウォルマート  79.12(-0.58 -0.73%)
ホームデポ   79.40(+0.07 +0.09%)
JPモルガン   55.58(-0.14 -0.25%)
トラベラーズ     91.00(+0.17 +0.19%)
ゴールドマン     158.88(-1.49 -0.93%)
アメックス    86.93(+0.11 +0.13%) 
Uヘルス     75.03(+0.08 +0.11%)
IBM      191.44(-2.09 -1.08%)
AT&T      35.63(+0.05 +0.14%)
ベライゾン   47.12(-0.10 -0.21%)
マイクロソフト  39.69(-0.31 -0.78%)
インテル     26.41(-0.04 -0.15%)
ファイザー   30.75(-0.40 -1.28%)
メルク      58.22(-1.40 -2.35%)
シスコ      22.94(-0.07 -0.30%)