NY株式概況 反落 利益確定売り優勢

2014年05月29日 06:09

NY株式28日(NY時間16:23)
ダウ平均   16633.18(-42.32 -0.25%)
S&P500    1909.78(-2.13 -0.11%)
ナスダック   4225.07(-11.99 -0.28%)
CME日経平均先物 14655(大証終比:-25 -0.17%)
 
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落。この日は主な経済指標の発表も無く手掛かり材料に乏しい中、高値更新が続いていたこともあり、利益確定売りが優勢となった。
 
ECBの利下げ観測が強まる中、きょうは米国債を始め、各国国債の利回りが低下し、リスク回避的な雰囲気も一部出ていたが、中銀の支援が続くとの見方から、株式市場ではネガティブな反応をまだ見せていない。
 
ダウ採用銘柄ではマクドナルド、IBM、キャタピラーが下落。一方、インテル、JPモルガン、シスコが堅調。
 
ツイッターが商いを伴って大幅高。アナリストの投資判断引き上げが材料視されている。企業のツイッターへの広告予算が増加しており、海外からの需要も伸びる可能性を指摘している。
 
薬品のアラガンが下落。カナダのバリアントによる買収提示が494億ドルに上昇。現金での支払いも増やし、眼科の新薬の売上高が目標に達した場合に1株当たり最大25ドルが支払われる不確定価格受領権(CVR)も設定された。ただ、期待したほどではないとの見方からアラガン株は下落している。
 
3Dシステムズが大幅下落。買収を進めることを目的に600万株の増資を発表。アナリストの投資判断引き下げも嫌気されている。
 
ナスダックも反落。アップルやアマゾン、グーグルが利益確定に押された。
 
モバイルのタッチパッドなどシステム開発のシナプティクスが大幅高。日本のルネサスが子会社をシナプティクスへ売却との報道が好感されている。ルネサスはアップルと交渉を行っていたが、まとまらなかった。売却子会社はスマートフォン向けの半導体などを製造するルネサスエスピードライバ。
 
アラガン 156.12(-8.90 -5.39%)
3Dシステムズ 50.44(-6.20 -10.95%)
シナプティクス 67.78(+7.31 +12.09%)
 
アップル 624.01(-1.62 -0.26%)
グーグル 561.68(-4.27 -0.75%)
フェイスブック 63.51(+0.03 +0.05%)
ツイッター 33.77(+3.26 +10.69%)
テスラ 210.24(-1.32 -0.62%)
 
ダウ採用銘柄
J&J       100.30(-0.51 -0.51%)
P&G       80.10(+0.02 +0.02%)
デュポン     68.41(+0.25 +0.37%)
ボーイング    134.33(+0.16 +0.12%) 
キャタピラー   102.91(-0.77 -0.74%) 
ユナイテッド   115.95(+0.10 +0.09%) 
ビザ     213.80(-0.70 -0.33%) 
ナイキ        76.27(-0.34 -0.44%) 
GE        26.66(+0.09 +0.34%) 
3M        141.43(-0.01 -0.01%) 
エクソンモビル  101.06(-0.30 -0.30%) 
シェブロン    122.52(-0.32 -0.26%) 
コカコーラ    40.58(-0.19 -0.47%) 
ディズニー    83.60(-0.14 -0.17%) 
マクドナルド   101.30(-1.06 -1.04%) 
ウォルマート  75.53(-0.06 -0.08%)
ホームデポ   79.68(-0.01 -0.01%)
JPモルガン   55.45(+0.31 +0.56%)
トラベラーズ     93.46(-0.03 -0.03%)
ゴールドマン     161.19(-0.03 -0.02%)
アメックス    91.06(-0.33 -0.36%) 
Uヘルス     78.58(-0.53 -0.67%)
IBM      183.08(-1.70 -0.92%)
AT&T      35.34(+0.13 +0.37%)
ベライゾン   49.74(+0.12 +0.24%)
マイクロソフト  40.01(-0.18 -0.45%)
インテル     26.88(+0.17 +0.64%)
ファイザー   29.61(0.00 0.00%)
メルク      56.40(-0.29 -0.51%)
シスコ      24.82(+0.11 +0.45%)