NY市場 ユーロドルにショートカバーの動き ギリシャ総選挙は接戦に

2015年01月10日 01:04

きょうの米雇用統計を受けて、為替市場は次第にドル売りの反応が優勢となっており、ユーロドルにもショートカバーが入っているようだ。米雇用統計発表直後は1.17台に下落していたが、1.18台を回復している。
ただ、あくまでショートカバーの範囲で上値追いではない。
 
また、1月25日に実施されるギリシャ総選挙の世論調査が出ているが、野党のギリシャ急進左派連合(SYRIZA)のリードは変わらないものの、与党の新民主主義党との差が縮小してきており、接戦を演じている。
 
SYRIZAは緊縮財政に関して、EU、IMFと再交渉すると主張しており、交渉が決裂すれば、ユーロ離脱の可能性も警戒されている。