NY市場 ドル円は米雇用統計で上下も発表前の水準へ回帰

2014年04月04日 21:42

米雇用統計の発表直前に買いを強めたドル円は、一時104.11円までこの日の高値を更新したが、ほどなく103.55円まで急落して発表前の104.00円近辺へと水準を戻している。米雇用統計では非農業部門雇用者数が+19.2万人と市場予想にやや届かなかったものの、前月分が上方修正されており全体的にはポジティブな結果だったといえる。同失業率は前月から横ばいの6.7%と、市場の予想した0.1ポイントの改善はなかった。
 他通貨も小幅な値幅で振れ幅だが、全体的にはややドル高に傾いており、ユーロドルは1.3680ドルまで下値を広げている。