NY市場 ドル円は下値探り、早期の米利上げ観測は後退

2014年04月04日 23:01

ドル円は103.60円付近まで重くなっている。米雇用統計発表後のドル売りから103.55円まで下げ、いったんは戻りを試したが再び下方向へと振れている。米雇用統計では失業率の低下基調が一巡し、賃金の伸びが相変わらず弱かったことで早期の米利上げ観測が後退し、米国債が買い戻されている。米株高に勢いがないこともドル円の重し。