NY市場 ドル円、フィボナッチ水準での上下動 完全ブレイクなら一旦115円台も視野に

2015年01月07日 01:11

ドル円は118.70近辺での推移となっている。きょうも原油下落が続いており、市場には先行きへの警戒感も高まっているようだ。
 
米経済が回復を維持できるか、それとも失速するかが、今年の世界経済を考えるうえで最重要項目の一つであろう。ただ、今のところはネガティブなシナリオまでは描く向きは少くない。しかし、原油急落をきっかけに、少し行過ぎた楽観論は修正してきているのかもしれない。
 
現在、ドル円は118円台後半で推移しているが、この水準はフィボナッチ38.2%戻しの水準にあたる。完全にブレイクするようであれば、115円台までの調整も視野に入る可能性も高まりそうだ。
 
今後の動きは週末の米雇用統計を確認してからということになるが、注意したい動きではある。