NY原油概況 続落、引けは12年6月以来の80ドル大台割れ

2014年11月04日 07:00

NYMEX・WTI12月限:78.78 -1.78
 
 NY原油12月限は続落。中国の景況指数がさえない結果となり、景気減速懸念が強まり、エネルギー消費大国である中国の需要が後退するとの憶測から、売りが先行した。為替相場で、ドルがユーロや円など主要通貨に対し買いが優勢となったことも、ドル建てで取引される原油相場を圧迫した。米10月ISM製造業景況指数が市場予想を上回る結果となったが、反応は限られた。中心限月の12月限は2012年6月以来、約2年4カ月ぶりに80ドル大台を割り込んで取引を終えた。
 
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