見通し(東京市場 株式) 米株高などで買い戻しが入るも上値の重い展開
2014年05月20日 08:03
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14100円-14200円。米株高や先物価格、為替水準などを踏まえると、小幅高で寄り付いた後は市場エネルギーやモメンタムの低下から上値の重い動きが想定される。主力大型株や値がさ株への買いが期待しづらい中、値動きの良い新興市場銘柄に短期資金が集まるとみられ、前日乱高下したミクシィなどを中心にガンホーやサイバーAなどに買い戻しが入るか気になるところ。経済指標では13時30分に3月全産業活動指数、14時30分に4月全国百貨店売上高の発表があり、ザラ場中の決算発表では14時の東京海上が注目される。
19日のNY株式相場は続伸。バイオテック関連やネット関連株などが序盤から持ち直したことが買い安心感につながった。ダウ平均は前営業日比20.55ドル高の16511.86ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比35.23ポイント高の4125.82ポイント、S&P500は前営業日比7.22ポイント高の1885.08ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ95円高の14125円、ドル建ては105円高の14135円で終えた。