見通し(東京市場 株式) 米株上昇や前日下落の反動などで買い優勢の展開

2014年04月23日 08:11

東京市場は買い優勢となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14400円-14550円。良好な企業決算や経済指標を受けて上昇した米国市場を背景に、センチメントの好転が期待される。22日の相場では引け間際に先物主導で値を崩したが、その反動による買いから朝方の早い段階で日経平均が14500円台を回復する場面もありそうだ。今日から25日までオバマ米大統領が来日するが、TPP交渉などの材料などで動意付くか注視したい。IPOでは西武HDが本日東証1部に上場する。公募増資はなく、売り出しのみではあるが、大型株で9年ぶりの市場復帰となることもあって注目されよう。10時45分に予定されている中国4月HSBC製造業PMI速報値の結果も相場に影響を与えそうだ。
 
 22日のNY株式相場は続伸。好調な企業決算や予想を上回る経済指標を好感し、買い優勢の展開となった。ダウ平均は前営業日比で一時116ドル高まで上昇し、史上最高値の16576ドルに迫る場面があった。 NASDAQは前営業日比39.91ポイント高の4161.46ポイント、S&P500は前営業日比7.66ポイント高の1879.55ポイントで終了し、両指数とも6営業日続伸となった。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ135円高の14485円、ドル建ては165円高の14515円で終えた。
 
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