見通し(東京市場 株式) 売り一巡後は大型連休前で小動きに

2014年05月02日 08:05

東京市場は小幅安の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14300円-14450円。米株市場は高安まちまち、欧州市場は軒並み休場と外部環境に目立った変化がない。明日から大型連休に入るため、市場参加者は限られるとみられ、特に後場にかけてはこう着感が強まるだろう。薄商いの中で業績を手掛かりとした個別物色がメインとなりそうだが、ソニーの業績下方修正に対する反応が注目される。ADRでは約3%安となっているが、前期ベースながら赤字拡大にネガティブな評価も聞かれる。経済指標では、8時半に発表される3月失業率・有効求人倍率が気になるところ。
 
 1日のNY株式相場はまちまち。企業決算や経済指標に対する反応は鈍く、ダウ平均は前営業日比21.97ドル安の16558.87ドルで終了した。 NASDAQは3/20以来の25日移動平均線を回復。前営業日比12.90ポイント高の4127.45ポイント、S&P500は前営業日比0.27ポイント安の1883.68ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ35円安の14455円、ドル建ては20円安の14470円で終えた。