ロシア大統領 東部の「国家」独立に言及 

2014年08月31日 22:25

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ和平交渉で、親ロシア派が支配する東部の「国家」としての独立問題が議論されるべきだと述べた。31日放送の第1チャンネルのインタビューで語った。
 
プーチン大統領がウクライナ東部問題で「国家」という表現を用いるのは初めて。軍事介入して和平交渉を親ロ派に有利に進めた上で、東部にロシアの影響圏を強引に形成するシナリオも念頭に置いているとみられる。
 
欧米がロシアの軍事介入を一斉に非難し、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟への動きを鮮明にする中、武力を背景とした「国家」独立をちらつかせることで、欧米などに揺さぶりを掛ける狙いもあるもようだ。
 
 
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