東京市場 日経平均 序盤は上昇も失速、200円安と反落

2013年07月08日 15:50

東京時間15:21現在
TOPIX    1172.58(-16.00 -1.35%)
日経平均  14109.34(-200.63 -1.40%)
東証マザーズ    771.46(+5.65 +0.74%)
ジャスダック    93.31(-0.23 -0.25%)
東証REIT指数    1385.23(-10.53 -0.75%)

週明け8日の東京株式市場、日経平均は200.63円安の14109.34円で取引を終えた。序盤は先週末の米雇用統計の好結果を受けた米株高・円安の動きを好感して堅調にスタートした。日経平均は181円高で寄り付き、1万4500円に迫る場面もあった。しかし、アジア株が軟調に推移したことや米格付け会社S&Pがソフトバンクをジャンク級に格下げしたことなどで売りが強まり、200円安と安値引けの値動きに終わった。市場では、先週までの日経平均の上昇ペースが7営業日で11%超の上昇率と急速だったことから買い一巡後は利益確定を急ぐ動きが広がっていた。また、米雇用統計が強かったことから次回9月のFOMCにも量的緩和を縮小するのではとの見方が強まり、アジア株が軒並み売られたことも投資心理に影響を与えた。ジャンク級を宣言されたソフトバンク株は一時4%超下落し、指数を圧迫した。朝方は円安を受けて買われた輸出株も午後にかけては売りが目立った。東証1部の売買代金は概算2兆5155億円、出来高は概算32億6427万株。騰落銘柄数は、値上がり325、値下がり1285、変わらず100銘柄だった。