東京市場 午後概況 20年債入札好調、ドル円は一時買いが優勢に

2015年02月17日 15:22

東京午後の為替市場では円買いが後退。ギリシャ支援プログラムの延長など、同国の債務問題が懸念要因として金融市場に引き続きのしかかっているが、本邦20年債の入札結果が好調だったことで、国債市場を取り巻く不安が薄れた。日経平均株価は一時下げ幅を消している。
 
ドル円は118.65円まで切り返し、東京午前の円買いは後退。ユーロ円は134.78円、ポンド円は182.41円、加ドル円は95.31円、豪ドル円は92.57円まで水準を切り上げた。
 
ユーロドルは1.1367ドル、ポンドドルは1.5382ドルまで小高く推移。方向感は薄かったが、ギリシャ問題を背景としたユーロ売りは限定的。豪ドル/ドルは0.78ドルちょうど付近で上げ一服。NZドル/ドルは0.75ドル前半で推移。