東京市場 午後概況 調整一巡で模様眺め イベント前で手掛かり乏しい

2014年10月27日 15:33

午後は各通貨が模様眺めに。午前中に進んだポジション調整も一巡。ドル円・クロス円は水準を回復させた本邦株価や、直近の米長期金利の持ち直し傾向に支えられて下値を限定的にした。ドル円は108円前後、ユーロ円は137円前半、豪ドル円は95円前半、NZドル円は85円付近、加ドル円は96円前半で下押し圧力を後退させて小動き。ポンド円も173.69円で下げ渋ってやや水準を切り上げた。市場の目線はすでに明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)や、週末の日銀会合に向いている。手掛かりが豊富とはいえないなかで、イベントまでは海外市場の流れを受けた関連市場の動向を眺め、次第に膠着感を高めていきそうな印象。
 
対ドルも底堅さを維持しながら値幅に乏しい推移となった。ユーロドルは1.27ドル付近でほぼ横ばい。ECBのストレステスト結果公表にサプライズがなかったことで、買い戻しへの安心感もあるが上値は伸ばしきれていない。ポンドドルは1.61ドル前後、豪ドル/ドルは0.88ドル前半、NZドル/ドルは0.78ドル後半、ドル/加ドルは1.12加ドル前半でもみ合った。
 
 
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