東京市場 午後概況 膠着 この後の英・米市場休場で様子見強い

2014年05月26日 15:32

東京タイム午後は各通貨が小動き。この後のロンドン市場がスプリングバンクホリデーで、米国市場がメモリアルデーで休場となるため、全般的に手控え感の強い時間帯が続いた。後場の日経平均は前週末比100円高付近と、前引けと同程度の水準でもみ合いを続け、引けにかけてやや買いを強めたが円相場に手掛かりを与えてくれなかった。ドル円は101円後半、ユーロ円は138円後半、ポンド円は171円半ばで横ばい推移。対ドルもウクライナ大統領選挙や欧州議会選挙の結果を材料にすることもなく、ユーロドルが1.36ドル前半、ポンドドルが1.68ドル半ばで膠着した。
 アジアではタイ国王が陸軍司令官のプラユット氏を、指導者となる国家平和秩序評議会(NCPO)の議長に指名。中国では新疆ウイグル自治区で200人以上の過激派グループが拘束されたと伝わったが、関連市場を含めて動意は鈍かった。資源国通貨も特筆すべき動きはなく、豪ドル/ドルは0.92ドル半ば、NZドル/ドルは0.85ドル半ば、ドル/加ドルは1.08加ドル半ばの狭いレンジで上下。豪ドル円は94円前半、NZドル円は87円前後、加ドル円は93円後半でもみ合った。