東京市場 午後概況 緩やかにドル買い継続、ドル円101円後半

2014年07月16日 16:10

東京タイム午後の為替相場は緩やかに午前のドル高地合いが継続。関連市場では、後場の日経平均が前日大引けを挟んで小動きが続いたほか、時間外の米10年債利回りはやや低下気味の推移となった。ドル円は昨日高値圏の101.70円台でもみ合い。注目されていたイエレンFRB議長の議会証言はこれまで通りハト派色が強く、手がかりは得られずドル円は引き続き方向感に乏しい動き。
 
午前のオセアニア通貨を中心としたドル高の流れが維持され、豪ドル/ドルは0.9330ドル、NZドル/ドルは0.8691ドルまでわずかに午前の安値を更新した。ポンドドルも1.7131ドルまで弱含んだ。昨日に予想比上振れした英消費者物価指数を背景に2008年10月以来の高値を1.7192ドルまで伸ばしたが、本日ロンドンタイムに英雇用統計の発表を控え上昇は一巡している。英雇用データは改善傾向の継続が見込まれている。また、ユーロドルも1.3557ドルまで下落するなど、軟調な動き。米英景気の強さに対するユーロ圏景気の弱さや、金融政策見通しの格差が意識されて、ユーロの上値は重い。
 
クロス円も小動き。ユーロ円は138円前後、ポンド円は174円前半のNYタイム終値付近で小幅上下。また、豪ドル円は94.92円、NZドル円は88.43円まで下値を広げた。
 
 
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