東京市場 午後概況 流れ弱く、市場参加者は模様眺め

2014年07月10日 15:28

東京午後の為替市場はこう着。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を消化して緩やかなドル安方向の流れは見えるものの、継続的なドル売りが入る内容でもなく、売買見送りムードが維持されている。さえない動きを続けていた日経平均は後場に本日の安値を更新したが、円相場は反応薄だった。強弱まちまちの豪雇用統計や弱い中国貿易統計を受けた豪ドル売りは一巡している。
 
ドル円は101円半ばでもみ合い。本日これまでの値幅は16銭と非常に狭い。ユーロ円は138円半ば、ポンド円は174円前半、NZドル円は89円半ばで小動き。
 
ユーロドルは1.36ドル半ば、ポンドドルは1.71ドル半ばで昨日からのドル安水準を維持。豪ドル/ドルは0.9396ドルを安値に下げ一服となっているが、反発はほとんどなく0.9400ドル付近でもみ合っている。NZドル/ドルは0.88ドル前半でしっかりと推移し、2011年8月高値である0.8843ドルを視野に入れている。