東京市場 午後概況 株安で円買い優勢に、声明文受けたNZドル売り続く

2014年07月24日 15:14

東京午後の為替市場では円買いが優勢。後場寄り後の日経平均がマイナス転換し、その後下げ幅をやや広げたことが背景。本邦企業の決算発表が本格化してくるなかで、持ち高調整の売りが入りやすい。ドル円は101.43円、ユーロ円は136.51円、ポンド円は172.75円、加ドル円は94.45円まで弱含み。
 
NZドル売りが再開している。NZ準備銀行(RBNZ)は本日0.25%の利上げを発表し、声明文ではこれまでの利上げ効果を見定めるスタンスを示した。利上げサイクルの小休止が連想されている。NZドル/ドルは0.8576ドル、NZドル円は87.02円まで下げ幅を拡大。
 
豪ドル/ドルは0.94ドル半ば、豪ドル円は95円後半で伸び悩み。HSBC発表の中国7月製造業PMIが強かったため午前は豪ドル買いとなったが、豪ドル高に勢いはない。
 
ユーロドルは1.34ドル半ば、ポンドドルは1.70ドル前半で昨日からの安値圏でこう着している。報道によると、ロシアの大手銀行が発行する新たな債券や株式をEU市民が購入することを禁止する制裁措置が検討される可能性があるという。
 
 
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