東京市場 午後概況 株安で円買い、ユーロ円は2月上旬以来の円高水準

2014年07月17日 15:38

東京タイム午後の為替相場は円買いが優勢。後場の日経平均がマイナス圏に沈み、上海総合指数も売りが優勢になるなど、株式市場の軟調な動きを背景にリスク回避の円買い圧力が強まった。時間外の米10年債利回りが低下気味に推移していることも重しとなり、ドル円は101.46円まで下押した。ただ、今週これまでの動きは101.33-101.80円にとどまり、レンジは50銭未満と、依然として方向感に欠ける地合いが続いている。クロス円も全面安。ユーロ円は2月6日以来の安値となる137.22円まで下げ幅を拡大し、ポンド円は173.91円、豪ドル円は94.97円、NZドル円は88.15円、加ドル円は94.50円までレンジ下限を広げた。日経平均がマイナス圏では底堅さを示したこともあり、ドル円・クロス円ともに下げ幅は限られている。
 
対ドルでは新規材料が乏しく、小幅上下動。ユーロドルは昨日の流れを引き継ぎ、昨日の安値を下回る1.3521ドルまで下押した。この水準での動きが続くと、6月5日の安値1.3503ドル、1.35ドル大台をめぐる攻防戦に持ち込まれる可能性が高まりそうだ。ポンドドルは1.7140ドル付近で小動き。英賃金の伸びが鈍いことが意識されて伸び悩むも、堅調地合いは維持されている。豪ドル/ドルは豪ドル/NZドルでの豪ドル買い・NZドル売りの動きにも支えなれて0.9382ドルまでやや買いが優勢となった一方で、NZドル/ドルは一時0.8683ドルまで弱含んだ。
 
 
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