東京市場 午後概況 日銀決定会合無風で通過、ドル円101円半ば

2014年07月15日 15:50

東京タイム午後の為替相場は午前同様に動意が鈍い。日銀金融政策決定会合の結果が発表され、金融政策の現状維持が決定された。予想通りの結果に為替市場の反応は限定的。日銀金融政策決定会合では、4月に発表された「日銀、経済・物価情勢の展望レポート」の中間評価が行われ、2014年度の成長見通しを+1.1%から+1.0%に下方修正し、15年度、16年度はそれぞれ+1.5%、+1.3%に据え置かれた。また、消費者物価見通しは、消費増税の影響を除き、2014年度が+1.3%、15年度が+1.9%、16年度が+2.1%に据え置かれた。この結果を受けた株式市場の反応も限られ、後場の日経平均はおおむね前日比100円高水準での推移となった。
 
ドル円は101円半ばでもみ合い。本日これまでは101.53-101.65円での動きで、レンジはわずかに12銭程度にとどまっている。株高が下支えも、時間外取引で低下気味の米10年債利回りの動きが上値を圧迫する一因となった。また、この後に黒田日銀総裁の記者会見、NYタイムにイエレンFRB議長の議会証言を控えていることも様子見ムードを強めているもよう。クロス円も小動き。ユーロ円は138円前半、ポンド円は173円半ば、豪ドル円は95円前半、NZドル円は89円半ばを中心に狭いレンジ内で上下。
 
主要通貨は海外市場での注目イベントを控え、対ドルでも模様眺めムード。ユーロドルは1.36ドル前半、ポンドドルは1.70ドル後半、豪ドル/ドルは0.93ドル後半、NZドル/ドルは0.88ドル前後で推移。
 
 
 
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