東京市場 午後概況 日経平均の下げ幅拡大で円買いに傾く

2014年04月22日 15:40

東京タイム午後の為替市場は、午前に引き続いてオセアニア通貨がしっかりだった一方で、円は小幅ながら買い戻された。豪消費者物価指数やNZ政策金利の発表を控えて、主要国との金利差拡大に対する期待感から、オセアニア通貨に対して買い戻が入りやすいようだ。円に関しては、日経平均株価が後場にマイナス転換したことで、円買い戻しムードが広がった。ただ、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用委員の刷新への期待や、来週の日銀金融政策決定会合への期待感などが円の上値を重くし、円買いの勢いは限定的だった。
 ドル円は102.53円、ユーロ円は141.45円、ポンド円は172.19円、スイスフラン円は115.86円、加ドル円は93.04円までそれぞれ下げ幅を拡大。豪ドル円は95円後半、NZドル円は88円近辺で伸び悩んだ。
 ドルストレートはまちまち。ユーロドルは1.37ドル後半、ポンドドルは1.67ドル後半で上値は重かった。それとは対照的に、オセアニア通貨はしっかり。豪ドル/ドルは0.93ドル半ば、NZドル/ドルは0.85ドル後半と本日の高値水準で底堅く推移した。
 
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