東京市場 午後概況 手掛かり不足、ドル円は102.60円付近でこう着

2014年08月04日 15:23

午後の為替市場は動意の鈍い展開。先週末の米雇用統計を受けたドル安の流れは午前に一服。ただ、ドルを積極的に買い戻すだけの材料もみられなかったことから、ドル円は102.60円台を中心にこう着感の強い動きが続いた。日経平均株価は、マイナス圏での推移が目立ったが、下げ幅も小幅にとどめるなど落ち着いた値動きとなり、為替市場への影響は限られた。
 
ユーロも対ドル・対円で動意が鈍かった。昨日にポルトガルのエスピリト・サント銀行に対する救済策が決定したことが伝わったが、週明けの東京市場の反応は限定的だった。ユーロドルは1.34ドル前半、ユーロ円は137.70円前後でもち合いが継続した。
 
午前に好調な小売売上高を受けて一時上伸した豪ドルも、明日の豪準備銀行(RBA)理事会を前にして動意が細った。豪ドル/ドルは0.9315ドル付近、豪ドル円は95.60円付近でわずかに調整含みで推移。その他の通貨ペアも手掛かり難の中で、限られた値幅での推移となった。
 
 
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