東京市場 午後概況 引き続き膠着相場 株価の動きも止まる

2014年07月28日 15:35

午後も引き続き円相場を中心に各通貨が膠着相場を継続させた。プラス圏へと転換した日経平均の動意も鈍り、後場は15500円を上回った水準で小動きに。関連市場から得られる手掛かりも限定的となるなか、ドル円は101.80円前後でほぼ横ばい。本日これまでの値幅は10p未満と、極端に狭いレンジでの取引が続いた。ユーロドルは1.3430ドル前後、ユーロ円は136.70円付近と、先週末の引け値水準を維持してもみ合った。ポンドドルは1.6985ドル、ポンド円は172.95円とわずかにレンジ上限を拡大。月末を控えるなか、今週は主に米国で重要指標の発表が目白押しのため手控えムードは根強い。
 
オセアニア通貨は上値が重いまま。NZドル/ドルは0.8534ドル、NZドル円は86.90円まで小幅に下振れる場面があった。キーNZ首相が「NZドルが過大評価されている点についてRBNZに同意」と発言したことも意識された。豪ドル/ドルは0.93ドル後半、豪ドル円は95円半ばで戻りが鈍かった。加ドルは先週末の海外市場に、テクニカル主導で強まった加ドル売りにやや修正が入る格好。ドル/加ドルは1.0801加ドル、加ドル円は94.27円の加ドル高水準まで底堅く推移。
 
 
XEMarkets 口座開設